(株)加藤製作所

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 自動車盗難防止用具「かてーな!!AUTO」をご理解いただくため、自動車盗難の実態をご覧ください。



   ●自動車窃盗団とは

    窃盗団関連ニュース









   ●窃盗団による組織的な犯行
  
自動車盗難に備える

自動車盗難が多発していますが、その実態を知ることから、対策は始まります。
2010年の記事がスタート、これがまん延、更に新たな手口も。!!
これが盗難の実態です。

こうして始まった 
追跡!AtoZ日本発盗難自動車転売ルート NHK2010年7月24日
官民挙げて推進してきた自動車盗難防止の切り札である「イモビイザー」が数十秒で簡単に
無効化できる解除装置が2種類紹介されてる。一つはエンジンコンピュータとイモビライザー
コンピュータの合体型で配線を組み替えて使用するタイプ。あと一つは中国製の手のひらサ
イズの小型の赤い装置で、一般にイモビカッターと呼ばれているイモビライザー初期化装置。
これらイモビライザー解除装置は、だれでも簡単に入手でき中国では堂々と販売されている。
ネットオークションで入手した日本人が犯罪に使用する事態が発生している。イモビカッターを
一人で300個以上売ったとの証言や、また、イモビライザーはもはや有効な盗難防止対策で
ないとの英国人証言もある。盗難自動車の行方を追って、国際的な自動車窃盗団の実態が
明らかになった。

イモビライザ-瞬時に無効 
2010年3月6日中日新聞  
自動車盗難防止のための電子キー「イモビライザ」の機能を瞬時に無効にできる「イモビカッ
ター」と呼ばれる装置を、愛知県警が高級車窃盗団のメンバーと思われる男から押収して
いた。
無効にするのに十数秒と掛からず、簡単に高級車を盗む手口の出現で、自動車メーカー
は盗難防止装置の再考を迫られることになりそう。

窃盗ハイエースの解体拠点 兵庫県内8カ所捜索 2009年11月26日
トヨタ社製のワゴン車「ハイエース」の窃盗事件で、兵庫、大阪など7府県警は「ヤード」と呼
ばれる解体作業場など兵庫県内8カ所を一斉捜索した。県警などは日本人も含め計43人
逮捕しており、供述などから、ヤードを突き止めた。ハイエースの被害は08年8月からの約1
年間に5府県で約500台(被害総額約5億7000万円)。県警などは、解体後の部品が神戸
港や大阪・南港などからアフリカや中東などに輸出され、現地で組み立て直されていると見て
いる。

スマートキー悪用の新しい手口 リレーアタック2018年3月
     参考https://www.youtube.com/watch?v=VZcIVjCxei0
  スマートキーやスマートカードにより、更に便利で使いやすくなった現在の車。ただ、この便
利さを可能にしているのは微弱な電波・信号です。この微弱な電波を拾い増幅し、離れた場
所に飛ばし、車両のそばで受信し、ドアロック解除、エンジンをスタートさせるという新しい窃
盗の手口が発生しています。
この対策:スマートキーなどから出ている微弱な電波を遮断するには金属で覆えば良いと
のことですから、金属ケースに入れたり、電波遮断ポーチに入れて、すぐに実行すべきと思
います。ご確認は自己責任で!

   対策のポイントをどこに置くか
盗難防止のための対策をどこに置くかで、必要となるセキュリティ製品(盗難警報装置・盗難
防止装置)も変わってきます。また、駐車している場所・環境により有効な対策も変わってき
ます。
さらに車種により実施できる対策も変わります。
貴方の愛車を盗難から守るベストな方法を検討し、対応する必要があります。
イモビライザーやスマートキーに対する信頼性が大きく揺らぎ、物理的な盗難防止対策を
検討、採用に踏み切る方が増えています。
  
平成30年1~12月犯罪統計(確定値)による
自動車盗難件数は大幅に減少し、10年前の3分の一にまでなっている。この減少については、官民挙げてのイモビライザなどの装着キャンペーンが大きな効果をあげていると思われます。しかし、少し詳細に検討してみると色々と実態もわかり疑問も出てきます。


社団法人日本損害保険協会 2018年11月盗難事故実態資料より
上日本損害保険協会2018年11月調査では、自宅や契約駐車場で81.7%、通勤先で4.0%と実に86%が駐車場で発生しています。窃盗犯は対象とする自動車の情報をしっかりと掴んでから実行に移していると考えられます。


平成30年1~12月犯罪統計(確定値)による
この数年来、県別自動車盗難件数で断トツトップであった愛知県が平成28年以来なぜか4位に、上位県茨城・大阪・千葉・愛知は定着しています。
自動車盗難多発県の
上位5県で全盗難件数の62.2%が発生しています。
兵庫の次ぎの福井から最終の島根までの38都県全て合わせても23.2%ですから、発生件数の偏りが分かります。


2018年11月の日本損害保険協会の契約金額別被害状況によると、300万円以上の被害件数が46.2%を占め、昨年が27%であったことを考えると、いかに高級車がターゲットになっているか、が判ります。
社団法人日本損害保険協会の2018年11月調査では、盗難車の被害は、初度登録から平均6年3ヶ月となっています。ただ、40%の車が3年未満で盗難被害に遭っていますのでやはり、新しい車は被害に遭いやすいのは確かなようですが、6割は3年以上の自動車です。
ただ、下の車種別盗難状況でも判るように盗難被害の多い車種は明確です。
いかに対策を行うかが問われていると思います。

上表は日本損害保険協会2018年11月調査の車種別盗難件数です。ワーストワン不動の地位にあったハイエースが2014年よりプリウスに変わり、2018年からはレクサスがワーストワンの地位に初めて就いています。
首位の座に就いたレクサスは1車種の名称ではありませんから、車種は不明です。ただ、ランドクルーザー類似タイプのLX570がどれくらい含まれているのか、これを含めて検討すると、ランドクルーザー(類似を含め)が断トツのTOPに躍り出るのでないかと思われます。
新たな窃盗の手口とされる「リレーアタック」紹介の動画に出てくるのもこの車種ですから、より注意が必要となります。 
上位5車種で全体の62.4%を占めており、特定車種に盗難被害が集中しています。
駐車環境を配慮しながら、最適な盗難防止対策の検討がもとめられています。
※日本損害保険協会2018年11月調査の車種別盗難件数
          
   ●イモビライザで安心か?   盗難事故多発県で、しかも
  盗難事故多発車
に乗っている。
   
でも、イモビライザ付きだから安心です」と言えるか。

                                 
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